万事屋の壁になりたい人

銀魂が好きすぎて空知先生の頭の中が見たいが故に考察もどきしてます。

銀魂の好きなOPED語り

こんにちは!!

曲は初期のが特に全部好きです…乱雑な文ですが語りますね!!笑

 


 playは初期なのに何故あんなに銀魂ソングなのか…凄くないか…と思って聴きます!特に「そばにいるたとえどんなに悲しい夢だとしても構わない、君の涙に触れたいよ」が好きです!神楽ちゃんぽいなぁって、見せない銀さんの弱さを護ってあげたい神楽ちゃんを連想してしまいます。

 


 遠い匂いは逆に新八ソングですよね、今聞いても2年前までの新八だ…と思って凄く好きです。

「君の後ろ姿を僕は見つめて居たんだ。永く永く君の背中を僕は頼りにしてたんだ」特にこことか…本当はずっと尊敬して、困った時は銀さんならどうするんだろうと見てきた背中を新八が思い出してるようで、めちゃくちゃ好きです。

 


 銀色の空は「何も持たずに行くから、頼りない手の平に惑ってしまうよ」の所がぱちぐらっぽくて、切なくてキュってなって好きです。

弱い自分と、いつも先に行ってしまう銀さんに哀しさを覚えてるような印象なので。

 


 曇天はもう言わずと知れた名曲で、リズムから何まで銀魂を形にした感じで永遠と聞いてられます。

「危険好きの誰かのフリをする小心者共」がなんか好きですね…銀魂の見えない弱さがここにある気がしちゃいます。

 


 アナタMAGICは個人的にめちゃくちゃ好きで、1番聞いたかもしれません。

「僕の歌の中にはありふれた嘘つきだけが心を動かそうとしている」

万事屋って私の中で嘘つきなんです。不安だけど、平気なふりをしたり、大好きだけど、隠したり。なんだか本音の前に弱さを隠しちゃう感じが、この曲には詰まってて、特にこの歌詞の部分がうわ〜となります!

 


 雪のツバサはこれedの雪が凄く銀魂っぽくて…儚く溶けそうなギリギリの感じが曲とマッチングしててこれもめちゃくちゃ好きです。「求めすぎて千切れる夢、こんな欠片で何が叶うの?」は新八と神楽の銀さんへの想いで、「綺麗にすれ違う心」で、ぱちぐらと銀さんの図が出来て、

「夜明けも遠すぎる街」が万事屋っぽくて特に好きです…

 


 シュノーケルもこれまた大好きです。。丘に登って夜空を見る万事屋ね…こうゆうの漫画にはないから、是非とも見に行って欲しい…

「君にも見せたくなって、無我夢中で風を切って」は神楽ちゃんぽいなぁって、銀ちゃんが好きで好きで、同じ感覚をら共有したい、一緒にみたい夕日がある図に泣いてしまう…そして

「君に告げられる前から、僕は知ってた奇跡はあるって」が新八な気がしてます。銀さんは万事屋で出逢えた事が奇跡だっと、きっとこの時はあんまり思って無さそうだなって感じてたんですけど、新八はもうとっくに皆に出逢えた事は奇跡だって知りながら一緒にいそうな感じがね…やっぱり泣いちゃう。「奇跡」がテーマのこの曲がやっぱり万事屋という奇跡を形にしてくれてる感じが好きでした。

 


 I、愛、会い

「地平線から地平線まで探しても、本当の愛は見つからないと思ってた」の所ら辺がね、万事屋な気がして。この3人ちょっと愛情が欠乏してる所があるから、なんとなくそうゆう優しさや愛が見えなくなってそうだなぁって。そこから出逢えたあの3人や他の仲間たちで、見つけた愛があればいいなぁと思って聞いちゃいます。

 


  輝いた これもね、これも大好きなんですよ。

「体交われど血は交われず、僕らいつもひとりぼっちに涙してた」銀魂じゃん?!万事屋じゃん?!凄くない?!ってなります。神楽と神威って結局血の切れない苦しみもあれば、何があっても繋がって居られる安心感もあるわけですけど、銀魂って基本的に血の繋がってない物語で、手を離したら繋がってた証は形として無くなってしまうわけじゃないですか。その虚しさがこの歌詞にぎゅっと詰まってて。

「もう前には進めないと決めつけて目隠ししてたのはいつも自分だった」は新八と銀さんな気がしてとても好きです。

 


 朝Answer これも、これも大好きです笑とにかくね、EDの温かさったら、泣かせに来たのですか?!という感じですね

「罪だらけの日々に愛を」

に泣きます。罪や約束の破る事をしてきた銀さんが、そんな人生に愛を。なんて思えたら、周りの人が愛をと与えてくれたらいいなぁって思います。

 


 ウォーアイニーは名曲ですね。神楽ちゃん愛しい。好きの一言。めちゃくちゃ聞くしたまに唄います

 


 ワンダフルデイズは「味のなくなったガムみたいに未練も捨てた」が初期坂田銀時っぽくて惚れ込みました。彼は強がって、よく平気そうな顔して捨てようとするので、らしい曲だなぁと思って聴きます

 


 サムライハート いやこれもね、四天王篇にマッチングしすぎてね…最初本当はサムライハートって…直訳し過ぎやん…と思ってたんですけど笑、

聞いた途端痺れました…歌詞がめちゃくちゃ好きで語りきれないんですけど、

とくに「街のガラスに寂しげに移った自分」と聴いて、坂田銀時を連想してしまって。きっと力を抜くと本当の弱い自分が出てきて、そんな時ふとガラス越しに自分が写ってたりすることありそうー!ありそすぎるー!と思ってしまって笑

どこか孤独感あるサムライハート銀魂らしくて好きです。

 


 バランスドールも中々好きで、聞いた瞬間テンション爆上がりした記憶があります。

「ゆっくりと目を覚ました。狂おしいほど変わらぬ世界で」誰が死んでも、誰がもがいても、昨日起きた出来事も、一日でなかったことになるような世界観もまさに銀魂っぽいんですよね。ミツバさんが亡くなって、次の日ゆっくり目を覚ましても、狂おしいほど何も変わらない

そんな世界観が好きでした。

 


 ムーンウォークはエンディング最高に可愛いじゃないですか。しかも宇宙の万事屋も悪くないな。って坂田銀時が前に行ってたので有り得そう〜最後のオチそれでお願いします〜となってエンリピしながら見てました笑

「足掻いて、もがいて、笑って、解き放つ」

 


 カートニアゴは、これ、めちゃくちゃかっこいいですよね!特に銀さんめちゃくちゃかっこよくなかったですか?!見た瞬間発狂しました笑笑

歌詞が銀魂っぽいというより、音作りと全体的な語彙の置き方が銀魂っぽくて曲としてとっても好きです。

 


 inmylife

これもほんっとED好きで…映像美…ふつくしい…めちゃくちゃ好きでした…歌詞もね、とっても好きです。

「なにも要らないわ。カラの鞄1つでいい」

で、あっ万事屋の真髄はただそこにいてくれるだけでいいのでは?本当は他に何も要らないじゃん…涙…となりました。なんだろうな、そこにいてくれればいい、他は要らないよという歌詞の全肯定感が万事屋に蔓延して欲しいなぁと思いました。

 


 ジレンマは「弱音全部吐き出して、泣きたいのに泣けない理由は、まだ終わらない僕の夢の中」でうわー銀時!銀時坂田だ!!!!!となりました…銀さんの物語と悪夢はまだ終わってない…戦いからもまだ終われない…

 


 ワンダーランドも聞いた時震えました。歌詞というより、OPの演出と曲のリズムが好きです

 


 let'sgoout は個人的に好きでした。可愛いけど、歌詞は銀魂っぽくて、OPはなんだか温かくて理由は特にハッキリはないけど、なんだか好きで聴いてました。

 


 サクラミツツキはね、もうね、今聞いての欲しいですね、今の万事屋ソングですね、2年後篇予知しちゃってるのってほど2年後篇ソング…

「孤独を分け合う事ができたならもう一度誓うよ」が坂田銀時とぱちぐらが

出逢ってから、3人のバラバラに抱えてる孤独を埋め合いたいような歌詞で好きでした。あと

「ささやかな笑顔も、ささいな言い合いも、どれだけ僕を強くさせただろう?」で銀時坂田ー!わおわおわおとなりました笑銀魂にとって、それそこ日常、些細な事の方が本当は尊くて、愛しくて変わるきっかけなのがなんともこの歌詞に詰まってる。。好き…

 


 day×dayとVSはバンドさんリスペクトです…ちゃんと銀魂を分かって書いてくれてる感と、曲の爽やかさが銀魂っぽくて、ありがとう…ありがとう…と思いました。推せる

 


 i wanna be

「汚れたシャツには染み付いた自分を騙す嘘で」

うわー坂田銀時ー!!白い着物が揶揄だったらどうしましょう?!と思いました。前文にも記述しましたが、基本的に坂田銀時って本音の前に嘘がある印象があるので、うわ…うってなりました笑

あと「生きるのが上手くなればなるほど」で大人になって、器用になる事が自分を救える事ではないなぁと銀魂ってそうゆう印象があるのでとても好きでした。

 


 グロリアスデイズ  はね、伝説のEDですよね…演出神過ぎて…そんでもって歌詞も曲も神なので本当に好きです。

「苦手なはずの人混みさえ、気づけばこの地良くなって」

白夜叉後はきっと街並みすら怖かったんじゃないかなと思ってるので、この万事屋や他の人達と一緒に居るうちに、苦手だった人混みすら平気になってた。というのはもう、もうね、そうだろうな…ってゆうのが、この時期にこの歌詞にしてくれてありがとう…という感じでした。

 


 花一匁は古き言葉と音が混ざってるのが、銀魂らしいというか、ようやく誰かやって下さった!という感じでした。銀魂はそもそも侍ストーリーであり江戸の物語なのでね、この古風さがあるのを私は待ってました!!!と思いました。ありがとうございます。

「数刻前の友すら敵に変わる」高杉ィィーとなりましたが、虚だったり、2年後篇だったら坂田銀時もぱちぐらに対してなり得た事だし、この一言だけで割と銀魂を表してるのが本当に本当に感謝を申し上げたい所存です。好き好きて歌詞をピックアップ出来ませんでした笑

 


わー長々お付き合いありがとうございました!

銀魂 4巻後半 感想考察

こんばんは〜ゆっこです。ブログの書き方を模索してるので良ければアドバイスや希望など教えてください。だれでも感想かけますので😭🙏

カンマ事に読んでいただけると分かりやすいです。

 

 

第二十五訓

ハム子とハムおが出てくる回

 

・「世の中結局金なんだよ…まっとうに貧乏臭く生きるなんて馬鹿げてるぜ」と吐き捨てたハム夫の元に、ハム子が最期残るというオチ。本当にお金だけなのかという疑問を残してる感じが好きです。

 

・「人間食い物にする天人。それに甘んじて尻尾振って奴らの残飯にしがっつく人間共。ブタはテメーらだよ。薄着たねぇブタ護るのは俺は御免だぜ」

これ天人じゃなくて精神の弱い人間側に対しての台詞なんですよね。言い訳じゃなく事実を突きつけてる。空知先生がずっと言いたいことってこうゆう事なんじゃないかなって思います。

あとね、御免だって言ってる銀さんを見ると、新八と神楽は少なくとも薄着たないブタではなくて、子供ながら一心不乱に走ろうとしてる美しさがあったんじゃないかなって思いました。たまたま懐いたけど、銀さんは銀さんできっと中味を認めて受け入れたんだと思う。

 

 

第二十六、七訓

坂本初登場の回

 

・神楽が工場長とお呼び!!と言い出して、それに乗って工場長と呼んであげじゃう銀さん達が優しくてやっぱり好きだなあと思いました。

 

・攘夷組が「天人に迎合する売国奴など皆氏ねばよい」といって人殺しになろうとしてる辺り、銀さん達も昔似たようなもんだったなと思うと話の重さが垣間見得る感じがします。辛い…

 

・過去回想の坂本の台詞「押し寄せる時代の波には逆らえない」を見て驚愕しました。4巻から銀ノ魂篇と同じ事言ってる!!空知先生が時代が敵だとおっしゃってたけど、この巻数から根本的考えは変わってなかったんだなと。

そして「これからはもっと高い視点を持って生きねばダメじゃ。そう地球人も天人も星さえも見渡せる高い視点がのー。」と坂本も時代と闘ってるんですね。時代を読んで変わっていく中で呑まれずにいる方法を探してる。空知先生はこうゆう事が描きたいんじゃないかなって思います。

 

・銀さんの「自分が思った通り生きてっぞおおお」って台詞に妙にはっとしました。思ったより銀さんは自由に生きてるんじゃないか、夜中魘されてても何か償うように生きてたとしても、それでもこの歌舞伎町で自分が得ようとした人生を謳歌してたら読者側が胸を痛めるほど苦しんでないんじゃないかなって。

 

そして続いての台詞「俺はのんびり地球で釣り糸垂らすさ、地べた落っこちまった流れ星でも釣り上げてもっぺん空にリリースよ。」

 

これ個人的訳としては、

本来はキラキラしてた人が堕ちて自力で這い上がれなくなったり、自分でキラキラしてる事に気づかず、地べたに落ちちゃった人を手助けして、また輝かせて上げたい。教えてあげたい。ってそうゆう思いの事だと思うんです。

 

万事屋の仕事の中で銀さんはそうゆう事が出来てるし、新八と神楽をリリースしたと考えれば確かに満足なのかもしれないですよね。パトリオット回でも「案外この仕事気に入ってる」って言ってたの思い出しました。

 

何も守れないなら目の前の物くらい助けたい。それが銀さんのいう流れ星であり、万事屋の仕事なら最初から銀さんは銀さんの思った通りの生き方を出来てたのかもしれない。

改めて読み返すと坂田銀時とは?がますます分からなくなる回でした。

 

第二十九訓

下着泥棒の話

 

・神「下着ドロなんて女の敵アル。姉御私も人肌脱ぎますぜ」

お妙「よく言った杯を交わすぞ」

実はこの回のこの会話でこの2人仲良くなったんです〜!皆さん気づいてましたか?芸がホントに細い……

 

・この少年漫画という雑誌の中で男の妄想を全て払底し、尻に敷く女像があるのは銀魂だけな気がしますね笑今ほどではないですが男尊女卑を意識してるように思います。

個人的に男尊女卑をかなり意識してるようになった回って凸凹篇なんじゃないかなぁ〜って気がしてます。読み返さないと断定できないけど。

 

第三十、一訓

源外さん、高杉初登場の回。お祭りの話

 

・源外さんが苦しかったのは息子を奪った政府と機械にしか目がいかなかった過去の自分なんですね。戦争に心を捕らわれて息子が見えなくなってた。でも苦しいから全部政府のせいにして楽になろうとしてしまってた。源外さんも自分に負けてしまった1人として描かれてる。

 

・高杉が銀さんに「過去から目ぇそらしてのうのうと生きてるてめーに今のてめーに俺達の気持はわかるまいよ」と剣を向けるんですけど、その剣を掴んだ銀さんの力が強くて剣が動かないんですよね。ここで分かるのって銀さんはただ耐えてるだけって事で、銀さんも高杉も抱えてる怒りは同じだって事を揶揄してるシーンなのかなって思いました。

 

・源外さんに対して「長生きすればいんじゃねーの」と答えた銀さんって、きっと銀さんも源外さんと同じ悩みを抱えた上で長生きするべきなんじゃないか。って歌舞伎町に来て、人と関わるうちに見つけられた答えなんだと思います。この頃の銀さんは人より先に達観して、自分の見つけた答えを共有してくような物語な感じしますね。

敵が大きくなってく度そんな銀さんの心をぐらつかせて、結局弱い自分と戦ってく物語になってるのかもしれません。

 

 

 

4巻編以上です。今回も長文お付き合い頂きありがとうございました〜🎉😂

銀魂 4巻前半 考察

お久しぶりです。ゆっこです。3巻後半を忘れてる事は触れないでください笑また今度描きます😂

長文が苦手なので、・が一区切りだと思って読んでください。文字制限のないツイートのつもりで描いてます。

 

第二十三訓

そよ姫初登場の回。神楽ちゃんと友達になる話です。

 

 

・そよ姫が4巻で「見栄えだけのハリボテ城なんていっそ壊れてしまえばいい」って言ってたのに対し最終篇からお城を護ろうと必死に戦っていて、そよ姫も成長物語が描かれていたんだなって気がつきました。

→将ちゃんが銀さん達と出会ってハリボテの将軍を辞めようとしたからこそ、そよ姫も心が動かされて成長したんだと思うと銀魂は必然的に繋がってく物語で、全部繋がって今があるんだなと思う。

 

・この頃の神楽はいつも1人でブラブラしてるように描かれてる。ここから神楽が自分の内側の野兎より強くなる度、新しい友達が出来ていったのが裏ストーリーにあるのかもなぁ。

そしてそよ姫にとっても神楽にとっても初めての友達なのかもしれない。泣ける

 

・銀さんが「今では1番可愛そうな侍」

って神楽に語りかけてるのがなんとも言えない。そうゆう内にある小さな毒とか、溝みたいな物を神楽や新八になんとなく話す事で救われていたらいいなと思うし、なんとなく吐けるのは多分この子達が銀さんの事を何も知らないからなんだと思う。

 

・そよ姫が「自由になりたい」をテーマに描かれてるけど、そのバックにはその気持ちが分かる神楽が描かれてるのかもしれない。神楽は自由に見えるけど全然自由じゃない。洛陽で家に1人っきりで面倒を見る神楽も、自分の種族のせいで友達が出来ず憧れて遠い目で見てたのも、全部不自由だし、そよ姫と同じ、自分で選べなかった産まれによる不自由を描かれてる。

吉原篇も月詠に対して同じ事が描かれてたけど、銀魂はそこから1歩踏み出して自分を自由にする勇気を描かれてる。

 神楽は家を飛び出して江戸に来たし、そよ姫は街に抜け出した。そのおかげで友達を作れたし、話の最期にそよ姫が酢昆布を流行らせるオチはお姫様らしからぬ行動としてそよ姫の新しい自由が象徴されてたのかもしれない。

 

 

第二十四訓

キャサリンの昔の仲間が迎えにくる回

 

 

・このね、テーブルの下に隠れてわちゃわちゃしてる万事屋が大好き。いつまでもずっとそうしてて欲しい。可愛い。大好き。

でもこれも、成長するまで。が前提で描かれてると思うとキュッとなって悲しくなったりします。

 

・キャサリンが万事屋と一緒にわちゃわちゃして、お登勢さんの元に居れて、この一番幸せな瞬間にね、敵が来るんですよ。これが銀魂の醍醐味というか、幸せを続かせてくれない感じがやっぱりリアルで。そうやってずっと続けられない時間を何度も何度も戦いながら取り戻すしかない事を描いてるのかな。

 

 

・「自分の性分引きずって泣くくらいならしてを変える事に苦しみな。泣くのはそれからだィ」めちゃくちゃ名言ですよね。お登勢さんの台詞は銀魂のテーマがそのまま反映されてるような感じのが多い気がします。神楽ちゃんも、新八も、銀さんも皆自分の性分と闘ってる。

 

・キャサリンは変わるために江戸に来たのに変われなかった、自分に負けてしまった。だからお登勢さんの所から盗みをしたんだと思う。そしてまた牢屋から出てみたものの世間は冷たくやっぱり自分に負けそうになってしまう。

 

人ってこんなもんだと思います。やっぱりここも凄くリアルで。でもだからこそ、負けちゃだめ。戦って苦しんで生きてこうぜ、って物語なのが銀魂のかっこよさで好きです。

そして本来の敵が自分自身ってゆう、隠れ王道物語なんだと思う。自分という敵が現れて、戦って負けそうになって、そしてまた這いつくばりながら立ち上がる。そして少しずつ成長してく物語なんです。王道的…

 

銀魂に悪役という悪役がいないのは、敵がその悪役じゃないからなんだと思う。その敵と対峙しようとしてる自分自身が敵で、またその敵も本当は自分自身が敵なんです。だから明確な敵がいないんじゃないかなって。銀さんも説教する時闘ってる敵の内にある自分と戦うようにいつも説教してるんですよね。

 

・キャサリンを迎えに来た敵が「1度泥に浸かったやつはな、一生泥の道歩いてくしかねーのよ。」とキャサリンに言うんですけど、それもある意味事実だし、キャサリンお登勢さんに拾われなきゃ同じ事を思ってたのかもしれないと思うんです。でも何よりね、キャサリンにそれを言ってる敵が苦しそうなんですよね。自分と同じ仲間だと思ってたキャサリンが太陽を浴びだした事に焦ってるように描いてる。

この敵は自分に負けて、本当は性分に泣いてる敵として対比で描いてるんじゃないかなって。

 

・恐らく銀さんは減らず口叩いていたし、新八達に言わずにキャサリンを助けに行ったんだと思うんですよね。憎いというか、粋というか、かっこいいですよね。そうゆう銀さんが2人は好きなんだろうし、お登勢さんが拾ってくれたからそうなれたのかもしれないし、全部愛で繋がってて優しい物語だなって何度も思います。

 

・銀さんの「人様に胸張れるような人生送っちゃいねぇ。まっすぐ走ってきたつもりがいつの間にかドロだらけだ。だがそれでも一心不乱に走ってりゃいつかドロも乾いて落ちんだろ」をわざわざキャサリンに言いに行ったかもしれない所がめちゃくちゃ好きです。自分も同じで分かるからこそ、同じだから、一緒に前向こうよ。ってゆう、そうゆう話なわけだし、盗みはしないとはいえ、そうやって何度も負けそうになるのは読者も同じだからこそ、漫画越しから言われてる温かみが素敵だと思います。

 

以上前半でした。銀魂は優しいんです。

読み直す度優しくてホカホカした気持ちになります。まだ初期見た事ない人は初期ならでは銀魂を是非見てください。

 

 

銀ノ魂篇で銀魂がほぼ完結している事について語ります。

空知先生の銀魂の2年後篇がエピローグであり物語はほぼ終わってる。というのを読んで、私自身銀ノ魂篇は1つの最終回だったのではないか。そして話はほぼ完結しているのではないかと思ったので語りたい。

 

まず訴えたいのは銀ノ魂篇以前に、物語はほぼ終えているんですよね。凸凹篇の九ちゃんを見れば分かるのですが、万事屋以外の他のキャラは一旦それぞれの生き方に決着をつけてるんです。1つの答えや、ありのままの自分を万事屋を通して認めてる。

 

そして次に神楽、まず彼氏篇で銀さんが「2人の成長を笑って迎えてあげなきゃならない」と

解散を意識するような台詞があったりと、この回自身が神楽の心身の成長を意識してるように思います。

そしてなにより仮病回で神楽は1つの物語を終えてるんです。彼女は技という力ではなくて内面が強くなりたかった。でもそのためには周りの愛を受け入れる必要があったのです。しかし携帯篇や紅桜など他の話を読んでも、神楽自身が銀ちゃんや万事屋が好きなのであって、周りが自分を大事にしてくれてるか認識出来てない。これが仮病回を通して自分が愛されているという確信に変わったんですよね。そこから洛陽篇に繋がる。

紅桜では、誰も自分を心配して誰も探しに来ないと思ってるのですが、洛陽篇はほっといても迎えに来てくれる。助けに来ちゃうって分かってるんです。この時点で神楽は精神的自立をして、独りで立てるようになった。

 

神楽は万事屋で精神的自立を遂げ、愛を得て、1つ大人になったんです。

 

一方新八は戦場に立つ事で着実に成長して行ったタイプで、戦場に立つことで当時得たかった物理的力も着いたし、本来銀魂の侍の概念である「護る=侍」という侍のあるべき姿をちゃんと身につけた。

そして1話で「新八があのハゲ何してくれたっていうんだよ。しらねーよ」と話していたのに対して、銀ノ魂篇では新八の父が「最期まで侍で居ようとしたんだな」と解釈をして、その意志を継ごうと目を閉じなかった。

これだけで成長がよく分かりますし、他にも銀さんを背負ったり、虚に打撃を与えた事で新八の成長や万事屋で得れることっはほぼ一旦完結したと思えます。

 

ちゃんと物語の出会ったあと順に話の完結が進んでるんですよね。

周り→神楽→新八。そしてやはり主人公銀さんと物語は銀ノ魂篇で物語に終息をつけてる。

 

 

 

 

«銀ノ魂篇 »

 

初刊での新八の台詞「ずっと一緒に入れるわけない!そんなの分かってる。でも今は…」

これは新八自身が成長したら離れるべきだと分かってる事を指してるように思います。

また銀さんの

「いつか2人が成長して自分を抜かして行く事を笑って迎えてあげなきゃいけない」

という台詞と同義語であり、新八と銀さんは成長したら離れるべきだ。ということを認識してるようにわざと描いてる気がしますし、伏線のように思います。

 

そしてその銀さんの台詞が銀ノ魂篇で現実になる。

物語序盤で、銀さんよりも先に走っていく神楽や、ボロボロになった銀さんを背負ってる新八が描かれてる。いつもは銀さんが先頭にいて、2人を守ってたはずが、銀さんの役目を2人が自然と背負います。そして、銀さんの「強くなったな」という台詞が故意に出てくる。さらに物語終盤、誰もが虚に打ち飲まされ諦め、侍を捨てた中で、二人は最後、いや再び戦場に最初に立った。それに釣られて立ったのが銀さんでした。

そう、二人は銀さんを追い越したんです。

いつも守ってくれた銀さんを2人が守り、いつも最初に立ちあがった銀さんが2番手になったのだから。

 

これでほとんど2人と銀魂とそして今の万事屋の物語は終わったんです。

 

当初から新八は物理的力を。神楽は内面的力を得たかった。(勿論内面的にも物理的にもあります。)それが万事屋にいる目的だとしたら、この目的が銀ノ魂篇で達成されたように思います。

そしてもし、銀さんの役目が2人が成長し自分を追い越す事だとしたら、銀ノ魂篇でそこまで叶ってるのです。

 

何より解散というのは、「別のやりたい事が見つかったら」それはすなわち成長を表すんじゃないかと思います。万事屋で何か埋める事が出来たから、成長したから次が自然と見えてる、銀さんも、神楽も成長したからこそ次の目的や自立して一人で救おうとする行動が出来た。新八だって自分より上の存在の銀さんの背中を黙って押せるほど大人になったんです。

 

そして問題の銀さんも当初自己肯定感が低く自分の事で精一杯で相手の顔が見えていないような人でした。でも銀ノ魂篇で「こんな自分だからこそ新八と神楽が成長したのかも」という自分の存在その物を受け入れるようになって、肯定できるようになる。

また「今でも夢に見るよ。他にもやり方があったんじゃないかと」という台詞。

これは1話からの銀さんと銀魂のテーマだったと思うのです。銀さんが1話から他のやり方を思い悩み、後悔が故に自己肯定感が低く、その後悔の為に沢山の人の願いを叶えようとしていた。

しかし銀ノ魂篇で「死んだ仲間の想いを無駄にしない事」というあの夢の後悔に新しい答えを出したんです。銀さんが1話からずっと抱えてた業を、新八と神楽に出会って、自己肯定感をつけて、皆が銀さんが好きだと叫んでることにやっと目を向け受け入れるられた。だからこそ真っ直ぐな答えが出すことが出来たんです。そしてやっと空っぽな自分を満たす事が出来てやりたい事を見つけられた。銀さんもこれ以上ない銀魂での成長をし、万事屋で物語の終結をしてる。

そう、銀ノ魂篇は万事屋の最高潮成長物語だと思います。

 

これ以上万事屋にいても成長しない。そこまで2人や銀さんは成長していたのです。

 

 

 

なので定春や、2年後篇の伏線というのはエピローグで続ける為の投下であり、銀ノ魂篇で描きたかった、「成長とお別れ」が描かれていたんじゃないかなと個人的には思いました。それが1つの最終回だったと。

しかしながらこれでは読者も置いてかれてしまう。だからこそ、2年後篇は読者が置いていかれない、2つ目の最終回なんじゃないかと思います。

 

 

以上エピローグについてでした🎊

 

 

 

 

 

 

銀魂 三巻 考察 前編

箇条書きにしました!前よりかなり読みやすいはずです!Twitterの文字数が増えたバージョンだと思って読んでみてください😚

 

十四訓

春雨篇後半

 

・麻薬に関して「この国の奴等はものの善し悪しを己で判断出来ないようで、新しいものにはすぐ飛びつくバカばかりだ。」という台詞が、凄く日本に当てはまる。

 右ならえというか、他人に責任を押し付けながら人が集まる方、集まる方にただ流されて行く感じが日本そのものですね。初期はこうゆう日本に対する警告というか、風刺が満載で、初期はこうゆう事と侍魂を絡めて描きたかったんだろうなぁと思います。

 

・ 新八が1話では侍はもういないんだ。。と諦めていたのに対して、春雨篇では「ここは侍の国だぞ!!お前らなんて出てけ!」と言ってる。つまり銀さんに出会って侍がまだ居る希望、自分も侍‪である事を諦めない姿勢が分かる話になってて、1話との対比なのかな?と思いました。

 

・天人の「侍だァ?そんなもんこの国にゃもういねぇ」というセリフ。そう、皆そう思ってた。思ってた所に銀さんという侍が颯爽と現れるのが痛快だし、この後殺られた天人が「お前思ったより綺麗じゃねーか」と、侍を認める台詞に落ちる構成力に脱帽しました。上手い。

 

・神楽が足でまといになりたくないと自ら海に落ちるシーンは、まだ神楽が心を開ききってないというか、他人に頼る事も無く、自分自身もそれ程大事に出来て無いのがわかるし、ずっと独りで生きて来た痕跡が分かる気がして悲しくなります。でも銀さんが助けてくれて嬉しそうな顔をしてる描写を見て、そうやって小さく小さく積み重ねて今があるんだなぁと。感慨深い。

 

・銀さんがおんぶするシーンを見ておままごとに近いんだなと仮定してたのを思い出しました。だって16歳と14歳の男女がおんぶってねだるんですよ。物凄く子供じゃないですか。だからずっと子供になり損ねた時間を銀さん達と居ることで埋めてく物語なのかな?と。今読むとそれだけじゃないのも分かるのですが、そうゆう側面はやっぱりある気がします。

 

・「ったくよー重てーなちくしょっ」に色んな想いが込められ過ぎて泣きそうになりますよね!?純粋にガキンチョが重たいのもあるし、このガキンチョを一生護ってく事が重たいのもあるし、この重たさが嬉しくてしょうがなかったり、うわぁぁ泣く…今度こそ手放すなよ…😭

 

 

・桂が銀さんの今大切にしてる物を目の当たりにして、大事そうに抱えてるのを見て、「今度せいぜい掴んでおくことだな」って影から見守りながら言うシーン、今だからこそア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ってなるし、あの時桂も銀さんの大事な物を自分の後悔と共に護り直す事を決めたのかもしれない。

 

 

 

 

十五訓、

麻薬密売に関わってた政府の🐸を護る回

 

・ここでやはり風刺なと思うのが、麻薬密売に関わってる政府側の人間を、天人様だからと見なかった振りする日本国の糞具合なんですね。リアル過ぎる…最近も隠蔽工作問題になってますよね…そうゆうとこやで…

そしてさらに、真選組が近藤さんと居たいがためだけの理由で道理も捨てて、🐸を護ろうとする。世も末過ぎる。桂や高杉が許せないのも銀さんが耐えているのも改めて読むと凄く分かる気がします。

だって、こんな奴らに松陽先生が殺されたんですよ。納得いきますか?!いかないでしょ?!まだ侍魂備えて誇り高く生きてる方がマシじゃん?!って思いませんか。

こんなんだから「猿  (日本人=イエローモンキーと呼ばれてます(差別用語))」と、

🐸や天人に馬鹿にされてるんです。現に現代日本もそうやってペコペコしてるから舐められてる部分がある。そうゆう揶揄を銀魂の中で空知先生はされているんだと思います。

 

・沖田はここで、こんな🐸や政府側の人間を護るのか?という疑問を感じてる。この人、煉獄官しかり真っ当な感覚持ってますよね。子供ならではなのかな?それともお姉さんに大事に育てられたからなのかな???なんでか気になります。

 

・初期の真選組は近藤さんといたい理由だけで動き続けているし、特に土方は近藤さんの為に銀さん殺そうとしたり、政府側の悪を見なかったことにしようとしたりしていたのに、今じゃ国の為に動いてる。狭い世界から広い世界に視野が向くようになったんですよね。凄い成長が1話から描かれていたんだな〜と思うと銀魂ってやっぱり凄い…

 

十六訓

マダオのタクシー回

 

マダオと仲良くしてる銀さんを見て、やっぱり銀さんって誰かの懐に入るのが上手い。本心は見せないけど、常に本音というか素でいるから人と関わるのがとても上手い人だなぁと思う。

 

・「つまづき転んだのを石のせいにして何か変わるか?」これ私の人生の教訓です。笑(何情報) こうゆう時年齢関係なく殴ったり出来るのが銀さんの魅力ですよね。

 

・銀「信念持って真っ直ぐ生きるのも結構だがよぉ、そいつのせいで身動き取れなくなるくらいなら、一遍曲がってみるのもありなんじゃねぇの?」  この台詞は、桂に言った「お膳立てされた武士道貫いてどうする?」と同じ意味なんだと思います。銀さんがずっと決められた武士道に捕われてたのかも知れませんよね。松陽先生の教えから動けなかったとか。でも違うと気づいて新しい侍の在り方を見つけた。

もしかしたら銀さんは最も現代に適合してった侍像なのかもしれない。

 

・人間ってのは年齢云々じゃねぇ。

これも銀魂の中にずっとある価値観な気がします。どの話も年齢よりも言ってる事の正当性重視で、差別感が無い。

 

マダオのこの漫画で目が濁ってるのは俺と銀さんだけだもんという発言。タクシーに乗る人は目的地があるのに対し、マダオ、銀さんだけは行きたい目的地がない。銀さんが希望を持ってないのが何となく垣間見える気がする。

 

 

 

 

 

 

 

銀魂 二巻 考察 後編

お久しぶりですゆっこです。さっそく前回の続き感想⤵︎⤵︎⤵︎

 

十訓

定春初登場の回

 

物語冒頭、酢昆布娘と避けられる神楽からの、定春に出会うという完璧な流れが凄い。

もしかしたら、そうやって神楽はいつも避けられて寂しかったのかもしれない。そこに現れた定春という存在が一気に物語として感情移入出来るものになってる。

そして、自分は力が強すぎるからと動物に触るの辞めた神楽ちゃん。そのふと描かれてる小さいコマがやけに寂しそうで、空知先生こうゆう描写が本当にうまい。銀さんもそのふとある寂しさを知ってるのかな〜。

 

 

神楽ちゃんの
「力のコントロールが下手でみんな不幸にしてしまう。でも定春なら私と釣り合い取れるかも」という台詞で

その少し神楽が感じた希望に反応する新八銀さん。優しいんだな。銀さんは人が少し前向きになろうともがいてるのを観ると心が動いて、つい手助けしちゃうように見える。

 

 

さらに場面変わって定春が攫われそうに。その時に
「車とめろボケ」と定春を救出しようとして定春と一緒に神楽に車ごと殴り飛ばされる銀さん。自分のせいで定春が死んじゃったと、悲しむ神楽に、「お嬢さん何がそんなに悲しいんだぃ」と粋なセリフの銀さん〜

ここで分かるのが
実は銀さんとも力の均等がとれてるという事なんですよね。神楽が力加減が出来ず生き物の命を奪ってしまう。そこに銀さんという実力のある人がいる事で銀さんも死なないし、自分の力から周りを護ってくれる存在になるんです。

 

この話で神楽は銀さんと距離を縮めたように思います。

ひー好き

 

 

十一訓

お登勢さんにかんざしを返したいお爺さんの回

 


このころから万事屋めちゃくちゃ仲いい。

このわちゃわちゃ感は初期でしか味わえない。

 

この回を見て思うのは、やっぱり銀さんの台詞は基本タンパク。死にかけのお爺さんに対してもタンパクに台詞を吐いてる。
でも、銀さんの事線に触れることがあって、そうなると大体助けてくれる。
きまぐれに繋ぎ止めたと言われるだけあるな〜。

気になったのはこの時まで本名が内緒のお登勢さん。銀さんにすら言ってなかったのが不思議だ。新しい名前で生きようとしてたから、あえて源氏名で通してたという解釈も出来そう。

 

十二、三訓

春雨篇です。


うわぁーこの話大好きです。

 

 

台詞にある

「天人来てから世の中アブねぇもん増えたからよぉ。困るぜ若者をたぶらかしてもらっちゃ」

 

「勝手に飛びついてきたのはその豚だぞ?」

 

という風刺満載、毒気満載な感じも初期ならでわに思います。でも銀魂は常に中軸を取ってる気がする。これ、江戸側から見たら、天人のせいだけど、天人から見たら尻尾振ってきた意思の弱いやつにただ売りつけただけとも言える。結局侍魂がどちら側にも必要なんだという話の主軸にも思えます。

 

はい、そして既に銀さんの悪夢即出です。この頃からそうゆう設定あったって事ですよね。凄いなあ。

悪夢「てめーにゃ誰かを守るなんてできっこねーんだ今まで1度だって大切なもん守り来てたことあったか?目の前のもん斬って斬って斬りまくってそれで何が残った?ただの死体の山じゃねーか。てめーは無力だ全部捨てて楽になっちまえよお前に護れるもんなんて何もねーんだよ」

この夢だけで銀さんの何も護れないという自信の無さの理由が分かりますよね…ここで銀さんの過去が始めてなんとなく形になって分かるんですけど、春雨篇という初敵と戦う話の中で、銀さんの過去を流してくという感覚の良さが空知先生にある気がして…ここまで、なんだこの主人公と思ってたら、腑に落ちだした瞬間というか…センス…実際この話から人気で出したらしいです。

 

あと、この話を読む限り銀さんの後悔は松陽先生だけじゃなくて、ずっと背負ってた仲間を失ってしまったことが大きいと感じます。自分だけ生き残ったという事は実力もあるかもしれないけど、自分は誰かに護られて生き残ってしまっただけかもしれない。そう思うと生きてるのも申し訳ない気持ちになりますし、誰かの未来を奪った自分が、先生の未来を殺した自分が、果たして幸せに生きていいのか。なんて考えていても可笑しくないですね。 ウゥ・・・

 

そして銀さんが目が覚めて桂にこう言います

「人の一生は重き荷を負うて遠き道をゆくが如し。なかなかどーして年寄りの言うこたァバカにてまきねーな。荷物ってんじゃねーが誰でも両手に大事なもん抱えてるもんだ。だが担いでる時にゃ気づきゃしねー。その重さに気づくのは手元から滑り落ちた時だ。もうこんなもん持たねぇと何度思ったかもしれぇ、なのにいつの間にか背負い込んでんだ。荷物が届いいねーと歩いててもあんま面白く無くなっちまったからよぉ」

年寄りの話を理解して前をむき出した銀さん、既にこの時に2人と出会って成長していたのかもしれない。

 

 

また桂の台詞で「今からお前の左腕だ」とありますが、友の業を少しでも背負うことを時から望んでいたのかもしれない。

 

以上3巻感想でした。長々ありがとうございます😚

 

 

銀魂 二巻 考察 前編

お久しぶりです!ゆっこです。思った以上に読んでくださる方がいるみたいでとても嬉しいです〜ありがとうございます😊

二巻はキャラの自己紹介の巻な感じが多く考察少なめです。

 

[七訓]

お通ちゃんのお父さんが、約束した薔薇をプレゼントしに行く回ですね。

この話でハッキリ感じた事は、銀さんは基本的にやる気がなさそうで無関心そうだけど、人の芯がありそうな思いに反応しちゃう人だということ。

初期のこうゆう話大好きです。
万事屋が仲良くなりかけで、よそよそしい感じが可愛い。

 


[八訓]
近藤さん初登場のお話。

 

この時はまだ新八の無愛想感も目立ちますよね。銀さんに対して扱いやすい奴。と言っちゃう辺りもまだ関係性の未完成さ感じますし、

近藤さんと銀さんの決戦のシーンで

神楽「心配いらないョ銀ちゃんに何かあったら私の傘が火を噴くネ」

お妙「なんなのこの子は」

というやり取りも空知先生上手いよな〜って思います。全然信頼関係ない感じが、あー出会いたてこんなタンパクな関係性でお妙さん冷たかったんだぁって、こうゆう小さいやり取りから今に至るまでがある演出が上手い。

 

シーン変わって近藤さんと銀さんの会話。

銀「ワリーが人の人生掛けて勝負できるほど
大層な人間じゃないんでね。」

これ本音じゃん?!そうゆう所あるじゃん?!

って思ってこれまた哀しくなりつつ

銀「こんな事のために誰かがなにか失うのは馬鹿げてるぜ」

って言っちゃう辺り、人の命やその人が大事にしてる価値に重き置いてるのかなぁ。

 

この時すでに万事屋自体は仲良さげ。可愛い。

銀さんボコボコにしちゃう関係可愛い。

 

そしてお妙さんの「不器用な人」

がなんだか銀さんの全てな気がしますね。やっぱり自分が泥かぶったり、相手を傷つけない為に自分を傷つける選択をしてしまう。受け手が深く考えれる人じゃなきゃそのまま銀さんは悪として思われかねない危うさがある。

 

いやーこの時ぱちぐらはボロクソに言ってたけど、きっと今のぱちぐらは銀さんの行動に理解示すんだろうなぁ。大人になったなぁ。

 

[九訓]
この話大好きです。

土方さんが真選組の為に銀さんを斬りに行く回

 

銀さんが土方さんの顔覚えてないし、他人と間違える=人に対する関心の無さが出てる気がします。

そしてこの話土方さんがまだ子供っぽい。

初期は銀さんが人より大人で上手な感じで描かれていますよね。そんな銀さんが人に影響与えてく感じが主軸なきがします。

 

 

銀さんの「刃物プラプラ振り回すんじゃねぇ!」って侍にあるまじき台詞。色々通して簡単に人を傷つける事を辞めたのかな?近藤さんにも真剣使わせなかったのと繋がりがある流れなのかな〜?

また、真選組の名の為だけに銀さんを殺そうとしてる世も末感が凄い。この相手より仲間内を守る姿勢が政府の人であった危険性も揶揄されてたら凄いなって思います。

 

この銀さんの一方的な強さめちゃくちゃかっこいいですよね!!

土方さんの思いを汲み取る感性の豊かさも銀さんにはあるのかも。元来人が大好きな人なんじゃないかと思ってます。

 

「俺のルール」で生きる銀さん。

 

 

 


以上前半でした。

全員コメント出来るようになってるので良かったら感想やら聞かせてください( ˘ω˘ ) …