万事屋の壁になりたい人

銀魂が好きすぎて空知先生の頭の中が見たいが故に考察もどきしてます。

銀魂の始まり。一訓考察

観覧ありがとうございます。ゆっこです。

考察と描きましたが、好きで深読みや感想垂れ流してるだけの文章です〜!想像以上に感想が長くなったので一訓だけの感想です。

 

 

「一訓」

1話はとにかく皮肉が効いてる。

 

まず、チーターに脚を引っ掛けられて転ぶ新八に対し、店長が無理矢理謝らせる。

皮肉ですね、他の話でも描かれてますが他国にペコペコしてる日本人に対する皮肉が凄い。

 

しかし、銀さんの有名な台詞

「発情期ですかコノヤロー」

これは動物に向けた台詞なのである意味差別的で皮肉なんですよね。

 

また、暴れた店に対して(パフェ零されてる上に、新八はいじめられた)「国際問題だよ」と言い分も聞く気がない台詞が毒気な皮肉が効いてる。どちらが悪いかなんて見て見ない振りをしてる。これもに現代に宛はまります。

 

ここまででまずJapanの政治的な部分を風刺的に皮肉してると思うんです。

 

そして新八の台詞の中で「侍の事を時代が否定する」と散々アピールしてるんですよね。

でも冷静に考えてる見てください。一訓の新八は侍としての芯もない、レジも打てない。誰が雇うだろうか。信用するだろうか。そもそも銀魂内で散々侍はもう滅んだと志を否定されてる。

つまり、中身が腐ったやつが侍を言い訳に逃げてる面があるかもしれないし、侍は可哀想なだけじゃないかもしれない。現に、お妙さんも銀さんも一応仕事に付けてる。それなりの覚悟と芯を持ってたからなんじゃないかな?って。

 

1話だけでかなり現状に対する皮肉と相手側に対する皮肉が効いていてると思う。1巻は侍を庇う訳でもなくただ淡々と両成敗を描いてるように思えたし、銀さんが戦争を両成敗と言ったのもこの価値観なのかもしれないと思いました。

 

「一訓の坂田銀時と新八」

銀さんの目の前でお妙さんが連れてかれた時、助けない人じゃないと思ったんですよ。だから敢えてあの瞬間助けに行かなかったと思いました。(詳しくは次のブログで言及する)だから、あの大きなケーキは新八が答えを出すのを待ってる為の時間でもあったんじゃないか。って。

そして新八がほろっと本音を出した時銀さんが納得して手助けした。

新八は父と姉の生き方を否定する事で弱い自分と対峙するのを避けてたんですね。自分を護る為に。でも優しいからほっとけない器用じゃない。ならいっそ、助けに行けばいいんじゃないかと、新八の否定してる生き方の方がある意味新八合った器用な生き方なんじゃん?と銀さんが自信のない新八を空にリリースさせたのがこの一訓のメインストーリーなんじゃないかなって思いました。

そして前半部分に記述した政治的は要素はあくまでサブストーリーとしてある気がします。

 

 

 

では、色々二訓に続いて行くので、ひとまずここまでにします!読んで頂きありがとうございました。